【新型コロナ】横浜はじめ病院をコロナ専門病院に 「第6波」備え12月受け入れ開始へ

横浜はじめ病院(資料写真)

 新型コロナウイルスの感染拡大による病床逼迫(ひっぱく)に備え、横浜市が横浜はじめ病院(同市神奈川区)を「コロナ専門病院」として12月に開院し、軽症・中等症の患者を受け入れることが18日、複数の関係者への取材で分かった。市は来週にも正式発表する。

 今冬にも来ると予想される感染拡大の「第6波」に向けて病床を確保し、早期の治療を施すことで、重症患者の増加を防ぐ狙いがある。

 関係者によると、来月1日の開院を目指しており、受け入れるのは主に軽症・中等症のコロナ患者を想定。病床は約60床からスタートし、感染状況などに応じて最大100床規模までの増床も視野に入れている。

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