【ラグビー】日本代表・松島がスコットランド戦のポイント指摘 リーチ、姫野らもスタメン

松島幸太朗(東スポWeb)

ラグビー日本代表WTB松島幸太朗(28=クレルモン)が18日、オンラインで取材に対応した。この日、世界ランキング7位(日本は同10位)のスコットランドとのテストマッチ(20日、エディンバラ)の登録メンバーが発表され、松島はWTBで先発する。

2019年W杯日本大会1次リーグで勝って以来の対戦に向けて松島は、こうポイントを挙げた。「一人ひとりが戦術をしっかり理解していること。試合当日風が強いという情報が入っているので、そこで自分たちのスキルをどう使うか、しっかりわかった上で試合に臨むことが大事になる」

今回の欧州遠征では、初戦のアイルランド戦に5―60で大敗。第2戦で格下のポルトガルに38―25で辛勝。思うような結果を得られていない。

それでも松島は「(新型コロナウイルス禍で)トップの国に比べて試合数が圧倒的に少ないのはしょうがない。今は経験をしている途中という風にとらえ、ピークはW杯(23年フランス大会)にもっていくので今は(チームが)完成していなくてもいいと思う」と指摘。まだ焦る時期ではないわけだ。

今回の遠征最後となるスコットランド戦には松島のほか、フランカーのリーチ・マイケル(BL東京)、ナンバー8の姫野和樹(トヨタ)、フランカーのピーター・ラブスカフニ主将(東京ベイ)、ポルトガル戦で代表初キャップ初トライを挙げたCTB中野将伍(東京SG)らが先発する。

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