ユニフラックスとクリアレイクが画期的なシリコンファイバー負極電池技術、熱暴走防止製品、セパレーター製品をサポートするバッテリー諮問委員会を発表

バッテリー技術、エンジニアリング、事業の分野における業界のソートリーダーが加わり、バッテリーポートフォリオの拡大を推進

米ニューヨーク州バッファロー & カリフォルニア州サンタモニカ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 高性能特殊材料の大手メーカーであるユニフラックスは本日、バッテリー諮問委員会について発表しました。この諮問委員会は、ユニフラックスが当社のバッテリーポートフォリオを拡大し、新しいSiFAB™シリコンファイバー負極電池技術でシリコン負極市場に参入するに当たり、戦略的ガイダンスを提供するために定期会合を開催します。

SiFABは拡張性のある専有的なシリコン負極電池技術として、電気自動車、電動工具、スマートフォン、パソコン、医療機器、航空などの幅広い用途で実証済みであり、リチウムイオン電池の重量エネルギー密度を最大20%向上させることができます。また、1000 mAh/gを超える高い可逆容量が高度な試験によって証明されています。ユニフラックスは、インディアナ州ニューカーライルで最初の製造ラインを最近着工しており、このラインは2022年前半に稼働する見込みです。

変革をもたらす本技術は充実したバッテリーポートフォリオの一部となりますが、本ポートフォリオでは世界クラスの熱管理製品やセパレーター材料も取りそろえています。

諮問委員会には、米国でトップに立つ大学や著名な技術企業から、バッテリー技術、エンジニアリング、事業の分野で豊富な経験を持つ4人の専門家や先見者に参集していただきます。

ユニフラックスのバッテリー諮問委員会に参加する委員は、下記の通りです。

  • LG Chem Powerの元最高経営責任者(CEO)で、フォード・モーター・カンパニーのハイブリッド技術担当チーフエンジニアのプラバカー・パティル博士。パティル博士は以前、LG Chem Power(LGCPI)のCEOを10年間にわたり務めました。2005年にLGCPIに入社する前は、フォード・モーター・カンパニーで27年間、エンジニアリングと管理職のさまざまな役職を歴任し、専門的なキャリアを積みました。2003年にはフォードのハイブリッド技術担当チーフエンジニアを務め、1998年から2003年まではフォード・エスケープ・ハイブリッド担当チーフエンジニアも務めました。
  • アップルの元オペレーション担当バイスプレジデントで、モトローラの統合サプライチェーン担当シニアバイスプレジデントのリタ・レイン氏。レイン氏は30年以上にわたり、フォーチュン100社の世界的ハードウエア事業とサプライチェーンチームを構築・指揮してきた経験があります。2008年から2014年に退職するまで、アップルのオペレーション担当バイスプレジデントとして、iPad(アイパッド)の発売やMacデスクトップおよびアクセサリー製品群の製造を指揮しました。2006年から2008年までは、モトローラで最高調達責任者(CPO)兼サプライチェーン担当シニアバイスプレジデントを務めました。モトローラで働く以前は、IBMで10年以上にわたり、さまざまなオペレーションの上級役職に就いていました。
  • テキサス大学オースティン校教授のArumugam “Ram” Manthiram博士。Manthiram博士はテキサス材料研究所長と材料科学・工学大学院プログラム長を務めています。35年以上の経験を持つManthiram博士の研究は、低コストで高性能の電池材料の開発に重点を置いています。リチウムイオン電池の正極材料の研究では、世界的なリーダーとして認められています。これまでに850本以上の論文を執筆しています。Manthiram博士は、Cockrell Family Regents Chair in Engineering #5を務めています。リチウムイオン電池の研究で2019年にノーベル賞を受賞したジョン・B・グッドイナフ氏の代理としてストックホルムで講演を行いました。
  • マサチューセッツ工科大学(MIT)およびミュンヘン工科大学(TUM)の電気化学材料学教授のジェニファー・ルップ博士。ルップ博士は、MITの材料科学・工学料とTUMの化学料の電気化学材料学の准教授であり、TUM Int.Energyのテクニカルディレクターでもあります。ルップ博士は、Nature Energy and Sustainabilityカンファレンスでの基調講演、ゴードン会議でのセラミックスと電気化学に関する基調講演、英国王立化学会での講演、世界経済フォーラムでの電池・情報・エネルギー技術に関する講演を行っています。ルップ博士のチームは現在、固体材料の設計と、新規のエネルギー・情報デバイスや操作スキームのための構造・物性関係の調整に重点を置いた研究を行っています。2021年、ルップ博士は英国王立化学会のフェロー(FRSC)に選出されました。

ユニフラックスの社長兼最高経営責任者(CEO)であるジョン・ダンドルフは、次のように述べています。「私たちは、このように優秀で影響力のある諮問委員会を招集できたことを大変うれしく思います。これら委員のリチウムイオン電池技術と新規化学物質に関する深い経験と視点は、携帯電子機器、消費者向け電子機器、電気自動車などの複数の業界に及んでおり、当社が近い将来において何百トンもの容量を市場投入する際に、複雑なサプライチェーンを乗り切る上で役立つでしょう。当社がバッテリーの安全性、容量、出力、充電時間を変革するに当たり、業界を象徴するこのグループと協力することに期待しています。」

SiFABの詳細やこの技術の最新情報については、www.sifab.comをご覧ください。

ユニフラックスについて

ユニフラックスは、先進的用途で使用される高性能特殊材料の開発と製造を行っています。高温産業用遮蔽、電気車両、エネルギー貯蔵、濾過、火災防止など、多数の用途が存在します。ユニフラックスの製品は、人間、建物、設備におけるエネルギーの節約、汚染の削減、安全の改善を最終目標として設計されており、応用的課題のためのグリーンでクリーンで安全なソリューションを顧客に届ける努力を続けています。ユニフラックスは、世界の60カ所以上に製造施設を持ち、世界で5600人を超える従業員を雇用しています。詳細情報は、www.unifrax.comでご覧いただけます。最新情報については、ツイッターリンクトインフェイスブックでのフォローをお願いいたします。

クリアレイクについて

クリアレイク・キャピタル・グループは、2006年に設立された一流の投資会社であり、プライベート・エクイティ、クレジット、その他の関係戦略にわたる統合的事業を実施しています。セクター重視のアプローチを取る当社は世界クラスの経営陣のパートナーとなることを目指し、クリアレイク・キャピタルの経営改善アプローチ(O.P.S.)から恩恵を受けることが可能なダイナミックな事業に辛抱強い長期の資本を提供しています。当社の中心的対象セクターは、テクノロジー、産業、消費者です。クリアレイクは現在約500億ドルを超える資産を運用し、その上席運用プリンシパルは、300件を超える投資を主導あるいは共同主導してきました。当社は、サンタモニカとダラスにオフィスを構えています。詳細情報は、www.clearlake.comとツイッター(@ClearlakeCap)でご覧いただけます。

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