横浜DeNAの来季1軍バッテリーコーチにOBの相川亮二氏（45）が就任することが18日、球界関係者の話で分かった。相川氏は今季1軍バッテリーコーチを務めた巨人を15日に退団していた。古巣復帰は、選手として横浜（現横浜DeNA）に在籍した2008年以来。
今季6年ぶりの最下位に終わった横浜DeNAは、チーム防御率が12球団ワーストの4.15と低迷。投手を下支えする捕手もレギュラーを固定できず、バッテリーの立て直しが急務になっている。球団は、横浜やヤクルトなど3球団で23年間にわたって活躍し、指導者としても豊富な経験を持つ相川氏に白羽の矢を立てた。
相川氏は1995年、千葉・東京学館高からドラフト5位で横浜に入団。2004年のアテネ五輪では日本代表として三浦監督とともに銅メダル獲得に貢献した。08年のシーズン終了後にフリーエージェント（FA）宣言し、ヤクルトに移籍。15年からは巨人でプレーし、17年に現役を引退した。19年からは巨人でコーチを務めた。
また、2軍のバッテリーコーチは鶴岡一成氏（44）が留任する。
