DMO「ましこラボ」開設 町は初年度7400万円目標 ふるさと納税独自サイト 

特設サイトの画面をチェックする「ましこラボ」のスタッフ

 【益子】観光地域づくり法人(DMO)の一般社団法人「ましこラボ」は18日、町と連携したオリジナルのウェブサイト「町ふるさと納税特設サイト」を開設した。寄付額に応じた返礼品として、人気作家の益子焼のほか革や木工といったクラフト製品計約100点を掲載しており、今後は地元特産の旬の野菜や果物、体験型旅行も町内事業者と開発する方針。町は2020年度に過去最高の4200万円となった寄付額を本年度は7400万円とすることを目指す。

 多くの自治体が参加する「ふるさとチョイス」や「楽天ふるさと納税」といったポータルサイトとは別に、町独自の情報発信や町内事業者の販路拡大・創出、サイト運営手数料の町外流出抑制などを目的に、ましこラボが町などと共同で開設に向けた準備を進めてきた。

© 株式会社下野新聞社