駿河太郎が立川談志役で「笑点ドラマ」第4弾に主演。篠田麻里子が妻役で共演

BS日テレでは2022年1月2日に「BS笑点ドラマスペシャル 笑点をつくった男 立川談志」(午後7:00)を放送。17年からシリーズ放送している“BS笑点ドラマシリーズ”の第4弾では、日本テレビ系の人気演芸番組「笑点」(日曜午後5:30)の知られざる創成期と、孤高の天才落語家・立川談志の素顔が描かれる。主演は、第1弾から談志に扮(ふん)してきた駿河太郎が務める。

「笑点」メンバーの、三遊亭楽太郎役・塚本高史、桂歌丸役・尾上松也、林家木久蔵役・柄本時生、三遊亭金遊(小円遊)役・松尾諭が、前作から引き続き出演するほか、今作には談志の妻・則子を篠田麻里子、林家三平を小手伸也、朝太(のちの古今亭志ん朝)をマギー、談志の師匠・柳家小さんを角野卓造、物語で重要な役割を担う日本テレビプロデューサー・小里光を「笑点」の司会者である春風亭昇太、談志と切磋琢磨(せっさたくま)した盟友・五代目三遊亭圓楽を谷原章介が演じることも発表された。撮影は、談志の没後10年の節目の年となる今秋に始まり、放送日は故人の誕生日だ。

駿河は「これまでの“BS笑点ドラマシリーズ”でも談志さん役はやらせてもらっていましたけど、談志さんだけは絶対に主役にせんといてくれと、プロデューサーにはずっと言ってたんですよ。こんな難しい役、ないじゃないですか」と明かしつつ、それでも「僕は関西人やし、落語がすごく好きな方が見たら絶対に違う!という方もいらっしゃるとは思うんですけど、僕が思う、僕なりの談志さんで納得してください(笑)」ときっちりと覚悟を決めている。

そして、篠田は「談志さんの世間のイメージを一気に変えるのが、奥さんである則子さんの存在だと思うので、楽しみであり、ちょっと不安でもあります。談志さんをズキュンとさせなければいけないプレッシャーは感じましたが、則子さんは女性から見てもすてきな方だなと思いますし、私なりに一生懸命楽しんで演じたいと思います」と意気込んでいる。

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