最新のリモート編集やAR作製アプリなど 音や映像の機器が集結

音や映像の最新機器を集めた国内最大級の展示会が開幕し、リモートでできる編集機器やAR=拡張現実を簡単に作れるアプリといった最先端の技術が集結しました。

国際放送機器展「Inter BEE」は幕張メッセ(千葉市美浜区)とオンラインの両方で開かれ、音や映像の最新機器を扱うおよそ500社が出展しました。新型コロナの影響で2年ぶりにブースを出しての開催となった今回は、自宅からリモートで映像を編集できる機器などが多く出展されました。また、3Dデータの技術開発を手掛ける会社が作ったアプリ「カタチスペース」にはインターネットでの売買をサポートする技術が盛り込まれています。例えば、簡単に商品と同じサイズのARを作ることができるため、購入する側は"立体感”や"自宅での商品配置”を確かめることができます。

映像と音響の技術開発を手掛けるDOLBY JAPANと東京都交響楽団、そしてTOKYO MXが連携して出展した立体音響を体感できるブースでは、TOKYO MXの動画配信アプリ「エムキャス」を通してデータ放送を見ると、より臨場感ある音を楽しむことができるという新しい試みのデモンストレーションが行われました。

「Inter BEE」は幕張メッセで11月19日までの開催で、オンラインでは12月17日まで最先端の技術を見ることができます。

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