BS11は、11月22日（月）より台湾ドラマ「悪との距離」をBS初放送。毎週月～金曜日 午後1時00分～1時30分。
本作は2014年に台北で実際に起きた通り魔事件の犯人をモチーフにし、空前の注目を浴びた社会派ドラマ。放映当時、台湾では主要検索エンジンでトレンド１位になったほか、国際的な映像データベースIMDbでも高得点を記録。実力派の監督、脚本家、俳優たちがタッグを組み、台湾エミー賞と呼ばれる金鐘賞では圧巻の6部門受賞、史上最多14ノミネートと高く評価された。台湾ドラマの未来をも変えうるこの傑作は必見。
愛する者の喪失に打ちひしがれる遺族、孤立無援の犯人弁護士、視聴率第一ゆえの偏った報道、ネット上の無責任な世論、そして社会的に抹殺される加害者家族……。一つの事件が、立場の異なる人間それぞれに与える波紋を描き、悪とは何かを問う。
＜あらすじ＞
２年前、ある映画館で起きた無差別殺人事件。そのとき息子を失った報道局の副局長・宋喬安（ソン・チャオアン）は、一層仕事に打ち込む日々を送っていた。ある日、宋喬安は新人アルバイト李大芝（リー・ダージー）の適正を見抜き、編成業務を任せる。しかし彼女は息子を殺した殺人犯・李暁明（リー・シャオミン）の妹だった。
一方、李暁明の弁護士・王赦（ワン・シャー）は、稀代の悪人の味方だと世間から批判を浴びながらも、揺るぎない信念で職務に奔走する。王赦の粘り強い働きかけにより、これまで黙して語らなかった李暁明が心を開きかけたとき事態は急変し……。
