エンゼルスの大谷翔平(27)は18日(日本時間19日)にア・リーグMVPに満票で初選出された。全米野球記者協会会員30人投票で決まった。発表直後からツイッターには祝福コメントがあふれた。
エンゼルス広報は「エンゼルス大谷翔平は、2014年のマイク・トラウト以来となる全会一致でのア・リーグMVPを獲得」「彼は2001年のイチロー・スズキに次いで2番目の日本出身MVP選手」と快挙を紹介。その上で「大谷は、過去50年間でア・リーグ先発投手としてはロジャー・クレメンス(1986年)、ジャスティン・バーランダー(2011年)に次いで、3番目のMVP受賞」と投手3人目を強調した。
MLBstatsは「MLBは1876年に誕生しました。大谷はその歴史の中で唯一2021年に成し遂げたことを達成しました」と前振り。「本塁打30本以上(46本)と奪三振30以上、1シーズンに156イニングを投げたのは唯一の選手」と偉業をたたえた。
MLB公式サイトは「常にショータイムだった。大谷翔平にとってなんて年だったんだ」と感嘆した。
ヤンキースなどで活躍した通算251勝左腕のCC・サバシア氏は「SHOHEI!!!!!!!!!!!」と大興奮。「私が今まで見た中で最高の選手だ」と褒めた。
米スポーツ専門局SPNロサンゼルスは「マウンドではエース、打席ではスラッガー。今季の大谷はすべてを成し遂げた」と二刀流の意義を強調した。
米スポーツ専門局ESPNは「ショウヘイ・オオタニはイチロー・スズキを心酔して育った♥今、日本生まれの選手としてMVPを獲得した選手としてスズキに仲間入りした」とイチローと並ぶ存在とした。
大谷ファンを公言しているFOXスポーツアナリストのベン・バーランダー氏は「信じられない。私は3月にこれまでにない凄いシーズンになると予言していたんだ。ショウヘイ・オオタニは伝説だ」と先見の明を強調した。