12月から1日3往復に 日航の南紀白浜―羽田

羽田(東京)へ飛び立つ日本航空定期便=和歌山県白浜町の南紀白浜空港で

 日本航空は、和歌山県の南紀白浜(白浜町)と羽田(東京)を結ぶ定期便の減便を11月で終え、12月から1日3往復に戻す。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきている中、この路線の利用が回復傾向にあることを踏まえた形だ。

 日航が発表した12月1日~来年1月4日の減便路線に、白浜―羽田線が入っていないことで判明した。白浜空港を運営する南紀白浜エアポートによると、減便が無くなるのは1月以来という。

 白浜―羽田線の1~10月の搭乗率は17~55%で推移。最近は、便によっては満席もある。首都圏からの利用に加え、控えていた出張を再開する紀南の自治体があることも影響しているとみられる。

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