36歳ラッパーがクッキー店で銃殺 従弟の有名歌手は21歳で薬物中毒死

ラッパーのヤング・ドルフが死去した。36歳だった。テネシー州メンフィスのクッキー専門店マケダズ・バター・クッキーズで買い物中、銃撃に遭い帰らぬ人となった。

メンフィスのジム・ストリックランド市長はこうツイートしている。「ラップアーティストのヤング・ドルフの悲劇的な銃殺は暴力犯罪がもたらす痛みを再度私たちに思い起こさせています。彼の遺族や友人の方々にお悔やみ申し上げます」

ドルフは本名アドルフ・ソーントン・Jr.。21歳で薬物中毒による発作で亡くなった歌手の故ジュース・ワールドの従兄弟でインディーラップシーンでは名の知られた人物だった。2016年にデビューアルバム『キング・オブ・メンフィス』をリリース、ここ数年はミーガン・ジー・スタリオンとコラボしていた。

2017年にもハリウッドで、店舗の外で銃撃され当時2週間の入院を強いられていたドルフ、今回の死にミーガンやグッチ・メイン、チャンス・ザ・ラッパーらアーティスト達が続々と追悼の言葉をSNSに綴っている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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