【九州場所】御嶽海が優勝戦線踏みとどまる「体は動いている」

御嶽海(東スポWeb)

優勝戦線に踏みとどまった。大相撲九州場所6日目(19日、福岡国際センター)、関脇御嶽海(28=出羽海)が、幕内妙義龍(35=境川)を下し1敗をキープした。

立ち合いで左に動いて有利な体勢をつくると、最後は下がりながら引き落としを決めた。取組後は「(立ち合いは)苦手な相手だったんで迷った結果」と苦肉の策だったことを明かしたが、連敗は阻止した。

待望される大関昇進への足場を固めるために今場所は何としても2桁白星を狙う。調子の波が大きいだけに、前日の初黒星から連敗となればそのままズルズルいく懸念もあった。そんな中で挙げた勝利に「体は動いているし、中盤戦は自分の相撲を取り切れば乗り切れると思う。前に出る相撲を取りたい」と今後に向けて意気込んだ。

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