5年間の説得で母親が免許返納…ダイアモンド☆ユカイが苦悩を語る「心が痛くて…」

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」で、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より生放送している。

■5年間の説得で、母親が免許返納…ダイアモンド☆ユカイが苦悩を語る「親を親だと思ってしまうと、心が痛くて…」

2021年11月18日(木)夜9時からの放送では、高齢者ドライバーの運転免許の返納について、現状と課題を考えた。

番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「親も車に乗っているので、どのタイミングで、どういう風に伝えたら理解してもらえるのか?と考える。そして、高齢者じゃなくても、車に乗った瞬間から危険と隣り合わせ。凶器に乗っているという意識を持たなきゃいけないのでは」と語った。また、北海道出身の兼近大樹は「車が必要な地域はあって、無いと生活が続けられなくなる。免許を返した後のサポートが進み、返納しても、車がなくても大丈夫という風潮が作れるのであれば、そのサポートをすることが大切」と自身の考えを話した。

母親に対して、運転免許返納の説得を5年間続けた、ミュージシャンのダイアモンド☆ユカイは、自身の経験を振り返り、「自分の母親が暴走事故を起こす夢をよく見ていた。免許返納させた方法は、母親が乗っていた車を修理すると取り上げて、売却をする騙し打ちだった。親を親だと思ってしまうと、心が痛くてできなかった。だけど、これしか方法はないというのが結論だった」と悲痛な面持ちで語った。

ダイアモンド☆ユカイの経験談を聞いた、りんたろー。は「介護のバイトをやっていたので、高齢の人と接してきたが、高齢者って昔の記憶ほどクリアだと思った。昔の経験を話すときはいつも楽しそう。そして、ユカイさんの話を聞いて、プライドもあるのかな?と。生活に絶対必要というより、『私が運転できないわけないでしょ』というプライドのようなものを持っている印象を受けた。そういう方を説得する手段はあるのかな?と感じた」と議論を通じて見えてきた課題を投げかけた。

最後に、ダイアモンド☆ユカイは「地域によって事情は人それぞれだし、年齢だけが基準ではないことは確かだが、ある程度の年齢に達した時に事故を起こすと、『高齢だから事故を起こした』と言われてしまう。免許返納を促すためには、返納した後のことをきちんとケアしないと、促すための理由付けができない」と語った。

■7割以上の人が実は理解していない“ビジネス横文字”は必要?EXITと考える

EXITのコンビ結成秘話を横文字で披露 兼近「りんたろー。が“ペイン”で憧れた。こういう人が隣にいたら楽しいだろうなって」

また、番組の後半では、主にビジネスの場で用いられる「アサイン」「コミット」などの“ビジネス横文字”の意味を、実は7割以上の人が「理解していなかった経験がある」と回答した調査報告に着目。果たして、ビジネス横文字「必要派」「ウザい派」「懸念派」のそれぞれの意見を伺いながら、議論した。

兼近は「知識の“レイヤー”が“コミット”につながっていないんで、わからないんですけど…」と早速ビジネス横文字を用いて前置きした上で、「会話をしている相手に合わせる能力が重要なのでは?相手が理解していれば良いと思う。方言と全く一緒だと思っていて、僕の場合だと地元の北海道で使ってきた言葉は東京で使わないようにしている。そういうことができるならば、ビジネス横文字を使っても良いのでは」と自身の意見を語った。

りんたろー。は「ビジネス横文字を使っている仲間がいる。話を聞いていると、僕もクリエイティブな人になった気がするし、そういう友達がいるということも気持ちが良い。僕も見様見真似でビジネス横文字を使うと、ハイボールが美味しくなってくる」とコメント。この話を受けて、「りんたろー。さんの、その“ペイン感”がすごく好き」と、兼近。それに対し、りんたろー。は「ペインって“痛い”って意味!?」とツッコミを入れ、息の合った掛け合いを見せると、兼近は「りんたろー。さんは、吉本の養成所に入るための履歴書から、“ペイン”だった。履歴書の内容がすごく痛くて、そこに憧れた。そういう人が隣にいたら絶対楽しいだろうなと思って、コンビ組んだ。だから、その“ペイン感”を捨てないでほしいです」とコンビ結成秘話を明かした。

コーナーの後半では、EXITの2人が外来語を使わないで会話ができるのか?に挑戦した。「買い物するときにどんな支払方法を使用することが多いのか?」という質問に、りんたろー。は悩み抜いた末に「無線迅速決済」と回答。出演者から「忍術みたい!」「電子決済でいいんじゃないですか?」とツッコミが殺到し、スタジオを沸かせた。兼近へは「この番組の宣伝をしてください」と半ば無理なリクエストがあると、「オモロ報道ギャグ番組…“ギャグ”はカタカナか!ダメか!」と悪戦苦闘し、いかに横文字なしの会話が難しいかを物語った。

本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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