【高校野球】花巻東・佐々木麟太郎、通算48号含む3打点 監督の父も納得「流れ掴むホームラン」

花巻東・佐々木麟太郎(右)と佐々木洋監督【写真:荒川祐史】

初回の第1打席で右翼席へ弾丸ライナーで飛び込む高校通算48号

第52回明治神宮野球大会が20日、神宮球場で開幕した。第1試合は高校の部で、花巻東が国学院久我山と対戦。花巻東が6-3で勝利。「3番・一塁」で先発した佐々木麟太郎内野手が高校通算48号を含む1安打3打点の大活躍を見せた。

怪物1年生が名刺代わりの一発を放った。初回の第1打席で外角132キロの直球を右翼席へ弾丸ライナーで運ぶ通算48号ソロ。3回1死二、三塁の第2打席では中犠飛。さらに1点を追う7回にも同点に追いつく中犠飛を放ち、この回一挙4得点で逆転に成功した。

大会前は調子を落としていたというが「苦しい中で修正していった。監督さんや多くの方々からのアドバイスを頂いていた。それを見直しながら1打席1打席集中して。しっかり力抜きながらも良いバッティングできた」と、初の全国大会を振り返った。

父の佐々木洋監督も「大会前は調子が悪かったが、今日はよく頑張って流れを掴む先制ホームランだった」と納得した表情を見せていた。(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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