軽石、宮古島にも漂着 漁港やビーチに押し寄せ

 【宮古島】小笠原諸島の海底火山噴火の影響とみられる大量の軽石が沖縄県内に漂着している問題で、20日午前、宮古島に軽石とみられるものが漂着した。
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 宮古島市城辺福里の浦底漁港で、軽石とみられる数メートル四方の帯状の固まりが海面を漂っている。
 漁港に隣接するビーチでは最大で1cmほどの軽石が打ち寄せられている。
 軽石の宮古島への漂着について、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)は17日、風の影響が強い場合、早ければ20日前後に宮古島へ漂着する可能性があるとのシミュレーションを発表していた。
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