新庄剛志監督を前に日本ハム・今川が特大弾披露も…何故かガックリ?

木田二軍監督(左)と新庄監督(東スポWeb)

憧れの存在を前に決死のアピールも…。日本ハムの今川優馬外野手(24)が20日に、鎌ケ谷スタジアムで行われた秋季練習で思わぬハプニングに見舞われた。

この日は憧れの存在でもある、ビッグボスこと新庄剛志監督(49)が視察のため球場入り。指揮官が見守る中での練習ということもあり、いつも以上に気合の入った今川は、エンジン全開でフルスイングを連発した。

その思いは力となり、しっかりとバットに伝わった。フリー打撃では快音を連発。「憧れのビッグボスは見ていてくれたかな?」と、大きな当たりを放つたびに満面の笑みを浮かべながら後ろを振り返ったが、タイミングが悪く新庄監督はほかの選手、スタッフらと談笑中…。残念がりながらも、なんとかして勇姿を見てもらいたい今川は、この日一番のスイングで場外へと消える超特大弾を披露した。「さすがにこれは見てもらえただろう」と再び後ろを振り返ったが、不運にもまたしても指揮官は会話中…。これには今川もその場で崩れ落ちて落胆した姿を見せると、周囲からも同情の笑いが沸いた。

それでも、打撃投手を務めていた矢野コーチが「場外場外! 今川が場外に打ちましたよー!」と大声で成果をアピール。ビッグボスもその事実に気付くと、笑顔を見せながら拍手でたたえていた。

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