【RIZIN】DEEP王者の大原がラウェイファイター渡慶次に完勝で大みそか参戦アピール

蹴りを放つ大原(右)

格闘技イベント「RIZIN.32」(20日、沖縄アリーナ)で、DEEPライト級暫定王者の大原樹理(31)がミャンマーの伝統格闘技「ラウェイ」ファイターの渡慶次幸平に76秒で圧勝した。

矢地祐介、北岡悟と強豪を続けて撃破し、DEEP暫定王者となった大原は、序盤から相手との距離を測るように打撃を入れながら攻め込むチャンスをうかがう。そして1ラウンド序盤、距離を詰めつつ左右のパンチを顔面に叩き込んで尻もちをつかせることに成功。さらに顔面への蹴り上げをかすらせてから倒れる相手を容赦なく踏みつけてから拳を降り落とし、1分16秒でTKO勝ちとなった。

試合後マイクを持った大原は「とりあえず1週間後、自分の先輩の昇侍さんがTRIGGERに出るんですが、繋げられたんで良かったです」と笑顔。さらに「ダメージもないので、大みそか、見たくないですか。お願いします」と年末決戦への出陣に名乗りをあげていた。

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