最強兄弟の兄〟朝倉未来(29)が、ストリートファイト最強を証明だ。20日にインターネット動画配信サービス「ABEMA」で配信された「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」企画に出演。
当初は4人と対戦予定だったが、アイドルグループ「KAT―TUN」元メンバーの田中聖が負傷のため当時になって出場を辞退。残る3人には、元「モーニング娘。」後藤真希の弟でアイドルグループ「EE JUMP」元メンバーの後藤祐樹、会津伝説の〝喧嘩屋〟久保田覚、キックボクサーのBigbangウエルター級王者モハン・ドラゴンとバラエティーに富んだ挑戦者が並んだ。
着衣、髪つかみも許される、事実上の〝ケンカルール〟で、立会人を船木誠勝が務めた。
最初に挑んだのは久保田。屋台のセットの前で木製のイスを投げつけて仕掛けたが、未来は落ちついていた。ヒザを当ててダウンさせ、パンチを振り下ろしてわずか14秒で決着をつけた。
2戦目の後藤はコンビニのセットで待ち構え、商品を投げつけて向かってきたが、あっさり首をとらえた未来はフロントチョークの体勢に。そのまま商品棚めがけて後方に投げつけた。最後はパンチと蹴りでたたみかけ、45秒で決着。敗れた後藤は左目付近に裂傷を負い、真っ赤に腫れ上がっていた。
3人目のドラゴンとは倉庫で対戦。積極的に前に出てきたが、未来は的確にパンチを当てて37秒で勝利。3戦合計、わずか96秒だった。
「懐かしい気持ちになりましたね」と振り返った未来は、3人の印象については「なかったですね」と語った。
また本業の格闘技での次戦に向けて「面白いことをやって、また格闘技を盛り上げたいなと思います」とした上で「ケンカということで、ストリートファイトという見え方で出ててかっこいいとか言われているけど、マネしないでほしい。格闘技を広めるためにやっているので。これを見て面白いと思った方は、格闘技を見てもらえたら」と訴えた。