落ち込んでいる人を励ましたり、何かを目指している人を応援したりしたいとき、英語ではなんて言う? 実は英語で「ファイト~!」では通じないんです! スポーツ観戦で、受験生に、引っ越していく友達に「頑張れ!」と言いたいときに使えるフレーズをご紹介します。
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「頑張れ!」と応援するには?
「頑張れ!」と応援したいとき、英語はなんて言う?
Fight! ファイト!
Do your best! 最善を尽くして頑張れ!
多くの人が思いつくであろうこの2つ、実はどちらもネイティブにはイマイチなフレーズなんです!
まず、Fight!は「戦う、対戦する」という意味で、英語では「頑張れ!」としては一切通じません。またDo your best!も親が子どもに、または先生が生徒に対して「最善を尽くして(結果はどうあれ)頑張りなさい」と使われることはありますが、大人同士の日常会話で聞くことはあまりありません。
英語では「頑張ってね」を使いたくなる場面では、「うまくいきますように!」と一緒に願ってあげるというのが一般的です。
Come on! Go!
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スポーツ観戦中に熱くなってスポーツ選手にかける言葉と言えば、Come on!もしくはGo!(Go on!)というフレーズです。どちらも「行け! 頑張れ!」という意味ですが、Come on!のほうには「もっと頑張れ! どうした! しっかりしろ!」というようなニュアンスで使われることも多くあります。
例)Come on Japan! You need to score here to be qualified for the World Cup!
頑張れ、日本! ワールドカップ予選突破するには、ここでゴールしないと!
Keep going! Keep it up!
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今すでに頑張っている人に対して「その調子!」と応援したいときには、Keep going! もしくはKeep it up!を使います。
例)You’ve been doing good! Keep going!
うまくできてるよ!その調子!
Go for it!
何か新しい挑戦を始めようとしている人に対して「応援しているよ。やってみなよ」と背中を押してあげるときによく使うのがGo for it! (それに向かって行け!)というフレーズです。
例)Go for it! You can do it!
頑張れ!君ならできるよ!
Good luck!
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Good luckは「幸運を願っています。」という意味でよく使われます。新しい仕事を始めるという友達にGood luck with your new job!(新しい仕事、がんばってね!)と声をかけてあげるとよいでしょう。
Fingers crossed!
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Good luckとほぼ同じ意味で欧米でよく聞くのは、Fingers crossed(指を交差させる)というフレーズです。これはイギリス、アメリカのどちらでも共通のGood luck!を意味する縁起を担ぐときにするジェスチャーです。
例)I’ll keep my fingers crossed.
幸運を願っています!
「あなたの幸運を願って、私の指をクロスさせておくね! 応援してるよ!」という意味です。
I hope it goes well!
「頑張って!」と相手を応援してあげたいときに使える、筆者の一番のおすすめは、I hope it goes well!です。相手に対して「最善を尽くしなさい」と上から目線ではないので、誰に対しても使えて「うまくいくといいですね。応援してますよ」とさらっと伝えることができるため、どんな場面でも使えます。
例)I’ve got a driving test tomorrow.
明日は運転免許の試験なんだ。
I hope it goes well!
うまくいくといいね!
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