渋野が通算9アンダーの12位で今季国内ツアー締めくくり「ちょっとずつ大人のゴルフが」

来週中に米国へ出発する渋野(東スポWeb)

女子ゴルフの渋野日向子(23=サントリー)が国内ツアー「大王製紙エリエールレディス」最終日(21日、愛媛・エリエールGC松山=パー71)、68で回って通算9アンダーの12位で今季の国内最終戦を終えた。今季最終戦「JLPGAツアー選手権リコーカップ」(25日開幕、宮崎CC)は欠場し、来月の米ツアー最終予選会に臨む。

上位進出を狙った最終日は伸ばしきれなかったが、最終18番パー4で2・5メートルを沈めるバーディーフィニッシュ。新型コロナウイルス禍で昨年と統合されたいつもより長いシーズンがひと区切りついた。渋野は「この1年半でゴルフの内容がガラッと変わった。気持ちの持ちようもすごく変わった」と振り返った。

その上で「自分自身はちょっとずつ大人のゴルフができるようになっていると感じている」。それは、こんなことからも見て取れる。「コースに来たらイケイケって感じだったけど、今はマネジメントをちょっとずつ考えながら、バカなりにいろいろ考えながらやっている」

今年残すは来月の米ツアー最終予選会。「日に日に近づいているので緊張感は増してきているけど、まだ2週間後なので、そんなに実感もない。米国に行ってみないと、という感じ。ちゃんと(出場権を取って)米国でできるように頑張りたい」と現在の心境を語った。来週中に米国へ出発して現地で調整していく予定だ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社