原英莉花 1年ぶりVで米ツアーへ再び意欲 渋野日向子からは「待ってるよ!」と“ラブコール”

米ツアーへ意欲を語った原英莉花(東スポWeb)

女子ゴルフの原英莉花(22=日本通運)が国内ツアー「大王製紙エリエールレディス」最終日(21日、愛媛・エリエールGC松山)、通算17アンダーで約1年ぶりに優勝を飾り、改めて米ツアーへの意欲を示した。

昨年は「日本女子オープン」と「JLPGAツアー選手権リコーカップ」と国内メジャー2勝を挙げ、当初は今年の米ツアー最終予選会から受験できる世界ランキングまで上げて挑戦する青写真を描いていた。しかし、今年に入ってなかなか結果が伴わず、当初の方針を変更していたが、やる気は失っていなかった。

2021年初勝利となるツアー通算4勝目を挙げた原は「向こうに行くにもいろいろ態勢を整えないといけないけど、戦いたい気持ちはある。挑戦できるように頑張ります」。同学年で今年の米ツアー最終予選会に挑戦する渋野日向子(サントリー)からは「(米国で)待っているよ」と声をかけられ、「おう!」と答えたという。

そのためには国内でしっかり足場を固める必要もある。まずは連覇のかかる今季最終戦「JLPGAツアー選手権リコーカップ」(25日開幕)で結果を残したいところ。復活した原は「やっぱり勝つ気で挑みたい」と力を込めた。

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