テスラCEOイーロン・マスクが韓国人に謝る 「申し訳ありません。再びこのような事が起こらないよう…」

米テスラのアプリケーションが20日、一時サーバー問題で支障が生じ、世界各地のテスラ車ドライバーが抗議する事件が起きた。

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テスラはアプリを通じてリモートで車両の一部機能を操作することができるが、この日、はアプリがうまく接続されずに数多くのテスラドライバーに不便が生じているという投稿がTwitterで浮上した。

このようななか、韓国のあるテスラドライバーも午前6時頃にTwitterにおいて(英語で)「私は今大韓民国ソウルでテスラiOSアプリを通じてモデルⅢに接続しなければならないのに500サーバー問題を抱えています。おそらくこれは世界的な問題のようです(I’m experiencing 500 server error to connect my tesla Model 3 on my iOS app in Seoul, S.Korea. Seems like this is a worldwide issue)”という文を残した。

すると3分後、テスラ最高経営者(CEO)のイーロン・マスクが「チェック中(Checking…)」と変身した。この記事はすぐに全世界にリツイートされた。

さらに、5時間後の午前11時11分頃、マスクCEOは「誤ってネットワーク上のトラフィックを増やしたようです。申し訳ありません。再びこのようなことが起こらないように措置をとります」とツイートした。

マスクの回答を受けたテスラのドライバーは某自動車専門メディア記者だった。同記者は「テスラを5年以上取材した私でもTwitterでマスクが謝罪するのを一度も見たことがなかった」とし「(今回)アプリ接続が不安定になったことについては仕方がなかった」と述べた。

当該ツイート/キャプション

一方、米国消費者専門媒体コンシューマレポートは18日(現地時間)、車両所有者30万人を対象にグローバル自動車企業の28の一般・高級ブランドの信頼度を調査した結果、テスラが最下位圏となる27位を記録したと明らかにした。

業界最下位圏に挙げられた理由は、電気自動車に対する技術的な信頼度が全般的に高くないうえ、テスラのスポーツユーティリティ車(SUV)車両に対する消費者不満が高いためと分析した。

この報道をみた韓国のネットユーザーからは、

「現代車なら”お客様の過失です”…」

「…テスラが米国で27位と評価されたがこれが根本的な理由だ。成長できないバブルということだ。一方でレクサスが1位だ」

「このように深刻な障害が出たのにマスクがツイートしてくれただけで印象が上がるという」

「…韓国もソフトウェアにもう少し投資をしよう。ハードウェアだけ一生懸命開発するがソフトウェアは終わっている」

「ソフトウェアで多くのことが出来るのなら、ソフトウェアで多くの支障が出るということでもある…」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている。

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