秋葉警察署(新潟市秋葉区)が22日までに特殊詐欺(還付金詐欺)被害の捜査を開始

秋葉警察署(新潟市秋葉区)は22日までに特殊詐欺(還付金詐欺)被害の届出を受理し、捜査中であると発表した。

被害に遭ったには秋葉区居住の60歳代女性で、11月19日10時30分ころ、男の声で、女性宅に「市のほうから介護保険料が戻ると通知する書類を送っていますが、期限が過ぎても返信がないので連絡させてもらいました。3年分の年金から保険料が多く取られています。その分をお戻しします。年金が入っている口座はどこですか」などと電話があった。

その後、女性は新潟市内の金融機関へ行き、自分名義のキャッシュカード3枚を使って、男に支持されるがまま、ATMを操作し、複数回に分けて合計約231万円を他人の口座に振りこまされ、騙し取られた。

帰宅後、家族に相談して、騙されたことに気がついたという。

同署では、詐欺被害に遭わないために、固定電話向けの詐欺対策機器の導入などを呼びかけている。また、口座番号や残高を聞かれることや、ATMの前で携帯電話を操作させられることはないので、こうしたことが起こった場合は、要注意だと思ってほしいと呼びかけている。

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