オンライン開催の第10回北大金葉祭、動画を公開 実験工作やメモリアルフォト企画も

ライトアップ時の様子(金葉祭実行委員会提供)

毎年イチョウ並木の黄葉に合わせて企画され、2021年で10回目を数えたライトアップイベント北大金葉祭(こんようさい)の動画6本が20日からユーチューブで公開されている。今年の金葉祭は20年に引き続き新型コロナウイルス禍の影響でオンライン開催となった。恒例のライトアップの様子を撮影した動画のほか「実験工作」や「メモリアルフォト」企画の動画もある。

「ライトアップ」の動画では白熱灯やLED照明を用いたイチョウ並木のライトアップのみならず、スカイランタンを飛ばしている様子も見られる。実行委員会代表の柴田亜莉紗さん(文学部2年)によると、子供向けの「実験工作」動画や美しく色づくイチョウ並木とカップルや家族など大切な人との写真をつないで作った「メモリアルフォト」の企画もおすすめだという。

スカイランタンを飛ばしている様子

柴田さんは「今年はコロナ禍の影響で9月まで開催形式が決まらず、対面開催とオンライン開催の両方の準備をしなければならず大変だった」と話す。一方で昨年度オンライン開催を経験しているため、動画の撮影や撮影時の人の誘導などのノウハウも生かしてスムーズに準備は進められた。

今回の金葉祭を振り返り「今年は天候にも恵まれ素晴らしいタイミングで動画を撮影することができた」と柴田さんは話す。また来年の金葉祭について「今年はコロナ禍で叶わなかったが、来年こそは対面で開催できたらうれしい」と期待を込めて語った。

© 北海道大学新聞編集部