引退会見の大久保が今後の目標明かす、まさかのゴルファー転向も?

大久保嘉人(東スポWeb)

今季限りで現役引退するJ1C大阪の元日本代表FW大久保嘉人(39)が22日に引退会見を行い、気になる今後について言及した。

大久保は引退後について「まだシーズンが終わっていないので。終わってこれから話し合いながら、いろいろなことにチャレンジしたいと思っている」と説明。指導者については「指導者になるかも、まだライセンスゼロなので分からないけど、もっともっとサッカーのことも知りたいし、勉強していきたい気持ちもある」と意欲を見せた。

その一方で「他にも違うことにいろいろチャレンジしていきたいなという自分(の気持ち)もあるので、そこはしばらくゆっくりして考えていきたい」とサッカーとは関係ない新たな道を歩むことも示唆。その一つがゴルフだ。

「今言える目標は、ゴルフでまず(スコア)90切りをやりたい。今は91。早めに切れたらと思う」と大久保。さらに「今はゴルフに毎日行きたいくらいチャレンジしたい」と引退後は〝ゴルフ漬け〟になることを宣言した。

身体能力の高さは証明しているだけに、サッカーに注いできた情熱を今度はゴルフにぶつければ、ゴルフ界での成功にも期待がかかる。

「プロとかじゃないですからね」と大久保は笑いながらプロゴルファーへの転身を否定はしつつも「それ(スコア90切り)を目標達成できたら、次の目標を立てていろいろとやっていきたい」とまんざらでもない様子。上達すればその先の目標としてゴルファーも視野に入ってくるかもしれない。

サッカー界ではJリーグ創設時にG大阪の中心選手として活躍した磯貝洋光氏が引退後にプロゴルファーへ転向して話題を呼んだ例もあり、大久保の今後に大きな注目が集まりそうだ。

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