ネイルファンデーションとは?
ファンデーションが肌にベールをかけてキレイに見せるのと同じく、ネイルファンデーションは爪そのものをキレイに魅せるためのアイテム。通常のネイルカラーのように様々な色で爪を“彩る”のではなく、爪の凹凸や黄ばみを“補正”するためのものです。
また、ネイルファンデーションは硬めのテクスチャーなので、爪を保護してくれる働きもあります。
ネイルファンデーションは爪に悪いって本当?
口コミなどを見ていると、「ネイルファンデーションで爪がボロボロになった」と書かれているものもチラホラ……。しかし、ネイルファンデーションが通常のネイルカラーに比べて爪に負担がかかることはありません。
ネイルファンデーションで爪が傷んだという人は、おそらく落とし方が良くなかったのかもしれません。先ほどお話したように、ネイルファンデーションは硬めのテクスチャーなので、除光液によっては落としにくい場合があります。そこでギュッとこするように落としてしまうと爪に負担がかります。
また、除光液自体が爪を乾燥させてしまうので、使う頻度に気をつけなければなりません。ネイルファンデーションを2日~3日で塗り替えるのではなく、7日~10日は落とさないようにするといいですよ。
メリット多数!ネイルファンデーションの魅力を解説
「ネイルファンデーションはなぜ人気なの?」
ここではその魅力を解説します。
(1)すっぴん爪をナチュラルに格上げできる
先ほどお話したように、ネイルファンデーションは素の爪を補正してキレイに見せてくれるアイテム。薄いピンクやベージュなどナチュラルに色づいているので、縦線が入ってしまったり色が悪い素の爪でも血色が良くツヤのある爪に見せてくれます。
しかも、シアー感のある仕上がりなので見た目がとてもナチュラル。ネイルNGの職場で働く人にも愛用されています。
(2)簡単に塗れて失敗しない
ネイルファンデーションにはベースコートの役割も含まれているので、1本でネイルが完結します。
通常のネイルカラーは、ものや色によってはムラになってしまうこともありますが、ネイルカラーはベースコートのような塗り心地なので、簡単に塗れて失敗しにくいです。素の爪に少し血色感をプラスしたような色味が多いので、ササッと塗っても色ムラなくキレイに仕上がります。
“セルフネイルは苦手で……”という人も取り入れやすいのでおすすめですよ。
(3)速乾性タイプのため忙しい時でも◎
ネイルファンデーションは、速乾性タイプのものが多いのも魅力。筆者は「パラドゥ」の「ネイルファンデーション」を使っていますが、右の指を塗り終えて左の指を塗り終えた頃には右はすでに乾いているほど。
“朝のメイクをしたついでにネイルファンデーションで爪もキレイに”というように、忙しい時でも取り入れやすいです。
ただ、何重にも重ね塗りすると乾くまでに少し時間がかかるので、ササッと使いたいときは1度塗りがおすすめ。
(4)手に入れやすい
ネイルファンデーションはドラッグストアやコスメショップなど様々なところで売られているので、手に入れやすいのも魅力。先ほど触れた「パラドゥ」の「ネイルファンデーション」は、なんと「セブン‐イレブン」で売られています。
また、価格も500円前後とリーズナブルな点も魅力。“本当にいいのかな……”という人も気兼ねなくチャレンジしやすいのではないでしょうか。
(5)使いまわしがきく
ネイルファンデーションはナチュラルな薄い色づきのものが多いですが、重ね塗りすることで通常のネイルカラー同様の仕上がりにすることもできます。1度塗りだと“血色感あって健康的な爪”ですが、3度塗りくらい重ねると“きちんと感あるヌーディーネイル”に。しかも、しっかり重ね塗りするとジェルネイルのようなぷっくり感も出てきます。
一方、1度塗りだとナチュラルな色づきなので他のネイルの邪魔をせず、ベースコートとしても使えます。速乾性に優れているので、すぐに上からネイルを重ねられるのも便利です。
ネイルファンデーションをキレイに塗るコツ
ネイルファンデーションは通常のネイルカラーに比べて塗りやすいタイプのものが多いですが、ここではよりキレイに仕上げるためのコツをご紹介します。
【コツ1】爪の余分な油分をオフ
通常のネイルカラーを塗る時にも言えることですが、爪の表面に油分がついているとネイルがすぐにはがれてモチが悪くなります。スキンケアをした後は爪にも油分がついてしまっています。また、顔を触っただけでも皮脂が爪につくなど、意外と爪に油分がついていることはあります。ネイルファンデーションを塗る前に油分をオフすることをおすすめします。
「油分除去剤」や「エタノール」を使ってオフしていきます。コットンに適量を含ませて、爪の上をやさしく滑らせましょう。
【コツ2】2度塗り以上で“モチ”アップ
ネイルファンデーションの塗り方は、通常のネイルカラーと同じく、中央・右・左と3つに分け、爪の根元から先に向かって塗っていきます。
1度塗りでもほんのり爪に血色感が出ますが、2度塗り以上にすると厚みが出てモチがアップしますよ。
爪を労りながらネイルファンデーションを楽しむには?
ネイルファンデーションは手軽にできるので、爪の弱い人やジェルネイルで傷んだ人にも愛用されています。最後に、爪を労りながら楽しむポイントをご紹介します。
(1)除光液にこだわる
先ほど少しお話しましたが、除光液が爪の乾燥を招きます。なので、ネイルファンデーションを落とす頻度に気をつけつつ、除光液自体にもこだわってみましょう。
注目したいのが、除光液に含まれている「アセトン」という成分。アセトンは、ラメやパール入りのネイルカラーもすっきり落とせるくらい強力な反面、爪やそのまわりの皮膚にも負担がかかります。なので、爪への負担を減らしたい方は「アセトンフリー」のものを選びましょう。加えて、保湿成分が含まれているものならより良いですね。
「O・P・I」の「ノンアセトン ポリッシュリムーバー」や、「アンドネイル」の「モイスチャースパリムーバーN」などは、アセトンフリーな上に保湿成分も含まれていますよ。
(2)ネイルオイルでケアする
爪やその周りが乾燥する時は「ネイルオイル」の出番です。こまめにケアすることでネイルのモチも良くなります。適量を爪の根元に塗り、マッサージするように馴染ませて揉み込むだけでOK。
ネイルオイルは、チューブタイプで持ち運びにも便利な「O・P・I」の「プロスパ ネイル&キューティクルオイル トゥゴー」や、気分によって香りが選べる「uka」の「nail oil 」など色々あるので、好みの1本を見つけてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?指先は意外と見られやすいもの。ネイルファンデーションでナチュラル&キレイな爪を楽しんでくださいね。