起訴状が届かず異例の公訴棄却

福岡県警が交付忘れ

© 一般社団法人共同通信社

 福岡地検は22日、窃盗罪などで起訴され勾留中だった男性(35)に起訴状が届かず、公訴棄却になったと明らかにした。勾留先の県警早良署が男性に交付し忘れたことが原因。男性は釈放され、地検が同日、証拠隠滅の恐れがないとして改めて在宅起訴した。県警によると、起訴状の交付ミスによる公訴棄却は異例という。

 地検や県警によると、男性は2019年10月に福岡市内の特別養護老人ホームで鍵を盗んだとして、窃盗罪などで今年7月14日に起訴された。地裁から署に起訴状の謄本が郵送されたが、留置管理担当者に渡らず署内で保管されたままになり、男性に交付されなかったという。