【九州場所】4敗目の正代が悲壮覚悟「これ以上は落とせない」

正代(東スポWeb)

巻き返しの後半戦となるか。大相撲九州場所9日目(22日、福岡国際センター)、大関正代(25=時津風)が、幕内遠藤(31=追手風)に突き落としで敗れ4敗目を喫した。

立ち合いで低く当たって攻め込み、土俵際まで追い込むもあっさりいなされてそのまま土俵外に追い出された。取組後は「(立ち合いは)入らせないようにというのはあった。(土俵際は)不用意すぎたのかな」と浮かない表情。

熊本出身の自身にとって2年ぶりの地元・九州開催で雄姿を見せたいところ。だがいまいち波に乗り切れない現状に「そういう場所なのかな」と一瞬、弱音が漏れた。だがすぐに「期待に応えられようにしないと。(後半戦は)上位との対戦が控えているんでこれ以上は落とせない。まずは連敗しないように。そこから連勝していきたい」と悲壮な覚悟を見せていた。

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