ふるさと納税自販機が登場 那須町、12月に試験導入 寄付1万円から、3割分商品券に

那須町の道の駅に設置されるものと同タイプのふるさと納税自動販売機(グローキーアップ提供)

 那須町は12月1日、高久乙の「道の駅 那須高原友愛の森」内の観光交流センターにふるさと納税の手続きができる自動販売機を設置し、試験運用を始める。寄付額に応じて道の駅内の飲食店や土産物店で使用できる商品券を受け取れる。同様の自販機は神奈川、山梨両県の計4自治体が設置しているが、県内では初めて。22日の町議会全員協議会で明らかにした。

 自販機はタッチパネル式で、1万、3万、5万円のいずれかから寄付額を選択し、現金かクレジットカードで支払う。手続き後に発行されるレシートをセンターの窓口に提示すると、寄付額の3割相当の商品券と引き換えできる。税控除に必要な書類は後日、郵送される。

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