三浦瑠麗氏がワクチン義務化に警鐘「戦時の扱い」「シートベルトとは違う」

三浦瑠麗氏(東スポWeb)

国際政治学者の三浦瑠麗氏が〝ワクチン義務化〟に警鐘を鳴らした。

三浦氏は23日放送のフジテレビ系「めざまし8」に出演。新型コロナウイルスの再拡大が顕著な欧米諸国、なかでもベルギーでコロナ規制反対デモが行われたことについてコメントした。

三浦氏は放送後、ツイッターで「一部が暴動となり警察も放水して鎮圧を試みる。ワクチン接種を拒む人たちに、『あなたの健康を守るためにあなたの人権を制限します』と告げる政府がおかしいのだということを、地上波で言える人を見かけなくなって久しいですね」と投稿。

続くツイートでも「ワクチンを義務化するのは戦時の扱いに等しい。見つかった場合でも罰金すらとられないシートベルトとは違う。義務化したとて、嫌がる人を引きずってきて注射針を刺すわけにもいかない。コロナ規制が長期化し、一部の人が、教育を受ける権利も、外食し公共施設に出入りする権利も奪われ続けるとしたら?」とつづった。

日本は新型コロナ感染者は8月下旬から急減速し、22日の新規感染者数は50人。東京ではわずか6人だった。他方でドイツでは1日の新規感染者が今月18日に6万5000人に達するなど、感染の拡大が深刻化している。

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