【WWE】ロウ女子王者ベッキーが〝絶対女王化〟へ 次期挑戦者リブとの遺恨深まる

ロウ女子王者ベッキー・リンチ(左)は時期挑戦者リブ・モーガン(右)のインタビューに割り込み挑発(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【ニューヨーク州ブルックリン22日(日本時間23日)発】WWE・ロウ大会で、ロウ女子王者ベッキー・リンチ(34)が〝絶対女王化〟へ突き進んでいる。

前夜のPPV「サバイバー・シリーズ」では、リング内に加え、父リック・フレアーを巻き込みSNS上でも遺恨のあったスマックダウン女子王者シャーロット・フレアーとの頂上決戦を制して、WWE女子最強を証明。ロウのリングに登場したベッキーはシャーロット戦を振り返りながら「新しいチャプターに進むが、次期挑戦者は負け犬のリブ・モーガン。私に勝てるわけがない」と言い放った。

さらにはバックステージでリブのインタビューに強引に割り込んで「タイトルを手にしたことがない」と挑発。先週のロウで、リングでアピールしていたベッキーを場外に投げ飛ばし、リングに落ちていたベルトを掲げたリブは「先週、手にしたけど」と反論。これにベッキーは「ファンの子にタイトルを持たせることはあるけど、その子が王者になったってことじゃない」とリブを子供扱いした。

最後は感情をあらわにしたリブに顔面エルボーを叩き込まれたが、シャーロットの父リック・フレアーをほうふつとさせる〝安定〟の王者ぶり。リブの挑戦をクリアすれば、長期政権となりそうだ。

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