〈立憲民主代表選〉 梅谷守衆院議員 、西村氏の支持表明  後援会は一任

 立憲民主党の梅谷守衆院議員(新潟6区)の後援会は23日、緊急の会合を開き、30日に行われる同党代表選への対応を協議し、梅谷氏に一任とした。

 梅谷氏は会議後、報道陣の取材に応じ、代表選では新潟1区選出の西村智奈美・元厚労副大臣(新潟県連代表)を支持する考えを示した。

後援会の一任を受けた梅谷氏は、党県連代表でもある西村氏の支持を表明した(23日午前、梅谷守事務所)

 党代表選には届け出順に逢坂誠二・元首相補佐官、小川淳也・元総務政務官、泉健太政調会長、西村氏の4人が立候補している。梅谷氏は会議席上、他候補の名前も挙がったことから、後援会関係者らに自身の考えを伝え、支援を呼び掛けるにとどめる方針。梅谷氏は会議後、西村氏本人に電話で自身の意向を伝えたという。

 梅谷氏は取材に対し「政策や今後の党の方向性、演説の力、党の顔としてのイメージでは4候補に決定的な差はないと感じられた。だとすれば、県連代表を務める西村氏を支持するのが筋、という考えに至った」と述べた。また「西村氏が掲げている『ボトムアップの政治』が重要と考えている。現場の声を吸い上げ、政策や運営方針に反映していく党運営を期待している」とした。

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