【日本S】ヤクルトが5回に逆転! 中村が2点適時打、オリックスは継投策が裏目に

ヤクルト・中村悠平【写真:荒川祐史】

5回2死満塁で中村が2点適時打、宗の悪送球でさらに失点

■ヤクルト ー オリックス(日本シリーズ・23日・東京ドーム)

「SMBC日本シリーズ2021」第3戦は23日、舞台を東京ドームに移して開催された。1点を先制されたヤクルトは5回に中村の2点適時打などで試合をひっくり返した。

ヤクルトは1死から青木が中前安打で出塁。1死一塁となると、オリックスベンチは先発の田嶋から比嘉にスイッチして継投策に打って出た。比嘉は狙い通りに山田を遊ゴロに仕留めたが、ここからの継投が裏目に出た。

比嘉からバトンを受けた3番手のバルガスが村上、サンタナに連続四球。満塁となると、中村が中前へと弾き返して2人の走者が生還した。さらに、中堅からの送球を受けた三塁の宗が二塁へ送球しようとして左翼方向へ悪送球。もう1人走者が生還して3点目が入った。

ヤクルトにとっては試合をひっくり返す3点に。かたやオリックスにとっては継投策が裏目に出る痛い3失点となった。(Full-Count編集部)

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