経験を基に乳がん患者ら支援 佐世保の「葵会」に社会ボランティア賞

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社会ボランティア賞を受賞した葵会の吉村代表=佐世保市栄町、交通会館

 ソロプチミスト日本財団が、地域密着型のボランティア活動を継続的に行っている団体や個人を表彰する本年度の「社会ボランティア賞」に、乳がんの患者やその家族の支援に取り組む長崎県佐世保市のNPO法人「葵会」(吉村市代代表)が選ばれた。
 吉村代表は自身が乳がんを患った経験から、2013年に葵会を立ち上げ、乳がんの早期発見、治療を促す講演会やイベントを開催。患者へのウイッグの無料レンタルや、がんを患った親が子どもに病気をどう伝えるべきかを描いた紙芝居の制作なども行っている。
 賞への応募にはソロプチミストクラブの推薦が必要で、葵会は国際ソロプチミスト佐世保-パールから推薦を受けた。
 吉村代表は「(受賞は)光栄に思う。がんと宣告された患者は孤独になる。これからも支援していきたい」と話した。