米軍キャンプ・ハンセン内に消防署整備へ 日米合意、災害への拡充対応

 【東京】防衛省は18日、沖縄県金武町の米軍キャンプ・ハンセン内に消防署を整備する事業と、宜野湾市のキャンプ瑞慶覧の一部土地を共同使用することで日米が合意したと発表した。

 消防署は嘉手納以南の土地の返還で各種施設がハンセンに移設されるのに伴い、災害への拡充対応のため付帯施設も含め5棟(約2500平方メートル)が整備される。

 瑞慶覧の一部土地は、返還された旧西普天間住宅地の道路擁壁を整備する際の足場確保のため、基地と隣接する約2100平方メートルの土地を共同使用する。

 いずれも日米合同委員会が18日承認した。

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