ラジオ好き無条件必読! パーソナリティたちが語る『開局70周年記念 TBSラジオ公式読本』12/2(木)発売決定!

TBSラジオでは開局70周年を記念し、 『開局70周年記念 TBSラジオ公式読本』を発売。 「ファスト」全盛時代という逆境の中で、 じっくり、 しつこく、 しかも音だけで。 ラジオ好きは無条件に必読、 ラジオ入門にも最適の内容。 『アシタノカレッジ』(月曜-金曜22時~23時55分放送)の金曜パーソナリティであり、 幼少期から筋金入りのTBSラジオリスナーという武田砂鉄が、 開局当初から現在に至る70年の歩みを多角的にまとめた、 「TBSラジオ」を物語る充実の1冊。 森本毅郎、 大沢悠里、 毒蝮三太夫といった大ベテランから、 神田伯山、 ハライチといった30代まで、 そして伊集院光、 爆笑問題、 宇多丸、 赤江珠緒、 ジェーン・スー、 荻上チキら現在TBSラジオで番組を担当するパーソナリティに、 その原点から今後の展望などをインタビュー。 また、 長年TBSラジオでパーソナリティを務めた永六輔さんについて、 番組で共演した長峰由紀アナウンサーと外山惠理アナウンサーの対談も収録。 それぞれのエピソードを紐解くと、 脈々と受け継がれてきた、 「TBSラジオイズム」というべきスピリットがあった。また、 久米宏や荒川強啓らの寄稿も読みどころの一つ。 さらに、 興味津々の現場レポートや年表、 タイムテーブル、 各パーソナリティの「放送に欠かせないモノ」も紹介。 今回は発売に先駆け、 書籍の中から各パーソナリティを象徴するコメントをお届け。

▽毒蝮三太夫

ラジオは心の放送なんだよ

▽生島ヒロシ

永六輔さん、 毒蝮三太夫さん、 大沢悠里さん、 久米宏さん、 森本毅郎さん……TBSラジオの巨人たちを見てきた以上、 そういう人たちを目標に、 と思っています

▽森本毅郎

たかだか70年、 まだまだ新興、 という謙虚さを失わずに、 新しいものに挑戦してほしいと思いますね

▽ジェーン・スー

やってもやってもチャレンジングなことは楽しい

▽赤江珠緒

大らかでありたいですね。 どんな声でも、 とりあえず1回受け止める場所でありたいです

▽荻上チキ

当事者に「よくやってくれましたね」みたいな一言をもらいたいという気持ちはあります

▽宇多丸

ときどき幸せを噛み締めてますよ 「俺がTBSラジオでずっとレギュラー持ってるなんて夢のようだ」って

▽大沢悠里

「今後のラジオはどうなりますか?」って聞かれても、 僕は知らないよ

▽伊集院光

僕の番組を僕なりに面白くすることが、 TBSラジオにとっても良いことだというのは間違ってないはずと信じている

▽山里亮太

1週間に1回どうしようもなく不安になる場所をもらえてる自分は幸運だと思います

▽ハライチ

「入りにくいな」とか「常連ばっかだな」と思われるラジオにはなりたくないと思うんです(岩井勇気) ラジオがあると、 他の仕事も上手くいく気がするんです。 すべてがいい感じに回る、 というか(澤部佑)

▽神田伯山

奥は芳醇な世界があるのに間口が狭い 入口を新規の人に知らせることができれば、 強いメディアになるはず

あとがきより

学校へ行き、 家に帰ってきてもずっとラジオがついていた。 誰かが楽しそうにしていたり、 深刻そうな話をしていたり、 とにかくひたすら話しているのを耳に入れながら、 各々が好きなことをしていた。 いつのまにか、 その語りが、 笑い声が、 サウンドステッカーが、 おなじみのコマーシャルが、 耳に染み付いてくる。 (中略)ある番組が終わると、 数分後に、 また次の番組が始まる。 さっきまでやっていた番組の余韻が少しだけ残っている。 あの空気感の移行って、 ちょっと他のメディアでは味わえない。 朝、 学校に行って、 帰ってきても、 ずっとラジオがついていた。 1日を、 1週間を、 縦糸を繋ぐ感覚で本の形に編んでみたかった。 ―武田砂鉄

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