「高松市立市民プール」廃止へ 老朽化で大規模修繕が必要となり断念

高松市は「市民プール」について老朽化で大規模な修繕が必要だとして今年度で廃止すると発表しました。

(高松市/大西秀人 市長)
「非常に残念ではございますし、存続を願っていた市民の皆様も多くございますので、その辺は丁寧に説明するとともに、他の代替プール等につきましてより利用しやすいような形で市としても考えてまいりたい」

高松市立市民プールは1978年にオープンしました。老朽化が深刻で高松市は大規模な修繕が必要になれば廃止するという方針を2019年に示していました。

今年の夏は電気設備の故障やろ過設備の不具合などで営業を中止していました。

高松市が施設全体の劣化具合を改めて調査したところ、ポンプの取り換えなど大規模な修繕が必要なことがわかり、来年度以降の営業を断念したということです。

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