30年来のつながり木梨憲武&伊藤淳史、ゴルフの対戦成績は3勝3敗1引き分

コロナ禍においてリモートワークが増えるなど働き方の形が大きく変化し、多くの企業が新しい環境に合わせた取り組みを模索する中、これからの「働き方」や「働きやすさ」について考えるきっかけづくりを目的に実施した「WORK DESIGN AWARD 2021」の授賞式を、11月24日に、東京都港区の「SmartHR Space」で開催した。授賞式では、SmartHRのテレビ CMに出演している木梨憲武と伊藤淳史がスペシャルプレゼンターとして出席した。

授賞式の冒頭でプレゼンターとして、木梨と伊藤が登場。プレゼンターとしての意気込みを求められた木梨は「大賞の方にいろんなものを渡すんで、今日は一生懸命渡します」と意気込み。続く伊藤が「働き方、働きやすさをアップデートさせた、すばらしい取り組みが受賞されたということで。僕もしっかりと渡せるように頑張ります」としっかりしたコメントを寄せると、木梨はあわてた様子で「何、いいこと言おうとしているの? 僕もそうです」と伊藤の意見に乗っかってみせて、会場を沸かせた。

応募総数114件の中から選ばれた各部門とグランプリ【株式会社パプアニューギニア海産の「フリースケジュール(工場勤務のパート従業員が好きな日に連絡なしで出勤・欠勤する制度)」】の発表と審査員による講評のあと、木梨と伊藤が再び登壇。受賞者の皆さんそれぞれに「おめでとうございます」という祝福の言葉とともに、トロフィーと目録を手渡した。

授賞式のあとに実施されたトークイベントでは、木梨と伊藤が「仕事観」についてトークを繰り広げた。バラエティや芝居、音楽活動など多岐にわたって活躍を続けている2人。働き方のルールや大事にしているモットーなどを聞かれると、木梨は「勘であったり、今思ったことを、大事にしていて。それが合っていても間違っていても、いったん動いてみる、ということをここ何年かやっています。それでやらせてもらって、まわりの人から違うと言われたら修正するという。だからしばらくは動きっぱなしで。ずっと椅子に座ることはほぼなく、ゼエゼエ言いながらとりあえず動いてみて。そこでみんなが喜んでくれることに喜びを感じるここ何年かでございます」とコメント。伊藤は「僕はお芝居をコツコツとやらせてもらっているんですが、ドラマとかバラエティーはどうしても一堂に会さないといけないし。コロナ禍ではテストの時にマスクをしないといけないので、光の当て方、音の取り方が全部変わってきたんですが、そこでどうやってモチベーションを下げずにやるかは意識していますね」と語った。

さらに、働き方をアップデートした取り組みを表彰する「WORK DESIGN AWARD 2021」にちなみ、30年来のつながりのある2人について、木梨は「意外にこちらの方が、どんどん大きくなられて。しかもこの人はゴルフがうまいんですよ。二人でゴルフで戦って、3勝3敗1引き分けということで、年内に決着をつけようという話になりました」と語ると、伊藤は「30年という時間がたって、シンプルに大人になったというか。小さい子どもが大人になり、家族が増えて、いま子ども3人いるというのも、そんな自分が想像できなかったので。大切な家族との安定、喜び、楽しさが、日々アップデートできてるのがありがたいなと思います」と明かすなど、30年来のつながりの強さを感じさせる見事な掛け合いを見せた。

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