【九州場所】元朝青龍のおい・豊昇龍が5勝目 叔父の観戦前日に気合の白星

寄り切りで翔猿を破った豊昇龍(東スポWeb)

大相撲九州場所11日目(24日、福岡国際センター)、元横綱朝青龍のおいの幕内豊昇龍(22=立浪)が幕内翔猿(29=追手風)を寄り切って5勝目(6敗)を挙げた。

叔父の元朝青龍は12日目(25日)に九州場所の会場を訪れて生観戦することを予告。この日の取組後には自身のツイッターで「立ち会いがまた甘い」(原文ママ)と辛口コメントを投稿する一方で「さー明日楽しみだ!」と久しぶりの大相撲観戦を待ちきれない様子だった。

豊昇龍は「悪いところもあったし、いいところもあった」と今場所を振り返りつつ「(叔父が)もし来たら、いい相撲を取らないといけない」と気持ちを引き締めた。

12日目は実力者の幕内大栄翔(追手風)と対戦。叔父から叱責を受けないためにも、難敵を撃破して星を五分に戻したいところだ。

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