【新体操】フェアリージャパン 主将・杉本と松原が引退 今秋の世界選手権では銅メダルに貢献

引退する杉本(左)と松原(東スポWeb)

日本体操協会は24日、新体操団体日本代表「フェアリージャパンPOLA」の杉本早裕吏(25=トヨタ自動車)と松原梨恵(28=東海東京FH)が現役を引退すると発表した。

杉本は主将として2016年リオデジャネイロ五輪、21年東京五輪に出場。「約9年間フェアリージャパンPOLAメンバーとして過ごさせて頂き、嬉しい事や辛い事がありましたが、歩んだ日々は私にとって宝物です。私が新体操をここまで続けてこれたのは、新体操関係者の皆様や応援して下さる方々、家族、友人など沢山の支えがあったからです。心から感謝申し上げます。今後は今までの経験を活かし、指導者として新体操に関わっていきたいと考えております」とコメントした。

一方の松原は、12年ロンドン五輪から3大会連続で大舞台を経験。「歴代の先輩たちが道を繋げてくださったおかげで、日本の新体操はメダル争いに食い込めるようになりました。私自身、ワールドカップや世界選手権でのメダル獲得は大きな財産ですが、仲間と共に苦楽を共にし、目標に向かって頑張ってきた日々は、何物にも変えられない、かけがえのないタカラモノです。これからは、このご恩を返していく事が責務だと思うので、今まで選手として培ってきたことを新体操の素晴らしさを伝えていきたいです。今までありがとうございました」と感謝の言葉をつづった。

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