相次ぐ重大事故 高齢者の交通事故防止呼びかけ

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 高齢者による運転が重大な事故を引き起こすケースが相次いでいます。県内でも高齢者が関わる事故は増加していて、県警は、免許返納などの対策を呼びかけています。

 これは23日正午前、奈良市内のコンビニエンスストアに69歳の男性が運転する車が突っ込んだ事故の写真です。警察によりますと、男性は前向き駐車した車に乗りバックで出ようとした際、シフトレバーの操作を誤り、車輪止めを越えて店のガラスに衝突したということで、幸いけが人はいなかったといいます。

奈良県警交通企画課によりますと、県内で高齢者が関わる事故は、ことし10月末時点で947件にのぼります。前の年の同じ時期に比べて71件多くなっていて、なかには道路を逆走し、ほかの車に衝突するなどの事故も起きています。

高齢者の運転をめぐっては、ペダルの踏み間違いなどで全国で重大な事故が相次いでいて、県警では、高齢の方は運転の際に体調などを十分確認するよう呼びかけているほか、場合によっては運転免許の返納を検討してほしいとしています。

なお、去年1年間の県内での免許の自主返納件数は6629件で、このうち65歳以上の高齢者が9割以上を占めているということです。