新日本プロレス24日後楽園大会「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」公式戦で、SHO(32)が金丸義信(45)に敗れリーグ戦初黒星を喫した。
入場時に奇襲を受けたSHOは、愛用しているレンチを奪われ、投げ捨てられるなどいきなりペースを狂わされた。何とか反撃に転じてレンチを取り戻したが、場外で低空ドロップキックを浴びると今度は膝への集中砲火で主導権を奪われる。
ならばとSHOはタッチアウトを回避した際に金丸を突き飛ばし、レフェリーと交錯させようとする。しかしこれをギリギリで逃れられると、急所攻撃も防がれサムソンクラッチで丸め込まれてしまう。一瞬のスキを突かれ、電光石火の3カウントを奪われてしまった。
レフェリーの裁定に怒り心頭のSHOは、金丸にラリアートを浴びせレンチで殴りかかろうとしたが、金丸の急所攻撃で返り討ちに。開幕からの連勝が4でストップするとともに赤っ恥をかかされた格好だ。
試合後は「おのれ義信ー! 俺のボールを吹っ飛ばしやがったぞ!ってことはよ、アイツの反則負けだろ。オイ、勝ち点2、ちゃんと俺に入れとけよ。俺が5連勝だ! ふざけやがってよ、死に損ないが!」と聞くにたえない捨てゼリフを残して会場をあとにした。
それにしてもボールが吹っ飛んでいってしまったとは、冷静に考えたら男としてとても大変なことだ…。