【日本S】ヤクルト高津監督“バースデー日本一”に王手「1つ全力で勝ちたいと思います」

ヤクルト・高津臣吾監督【写真:荒川祐史】

高津監督は第5戦が行われる25日が53歳の誕生日

■ヤクルト 2ー1 オリックス(日本シリーズ・24日・東京ドーム)

ヤクルトが接戦を制して2001年以来20年ぶりの日本一に王手をかけた。「SMBC日本シリーズ2021」は24日、東京ドームで第4戦が行われた。6回にオスナが勝ち越し適時打を放ち、これが決勝打。11月25日が誕生日で“バースデー日本一”にあと1勝とした高津臣吾監督は「1つ全力で戦うのみ、1つ全力で勝ちたいと思います」と語った。

ヤクルトは2回、サンタナの2戦連発となるソロ本塁打を放って先制。5回まで1安打と好投していた先発のベテラン石川が6回に同点に追いつかれたものの、その裏、2死一、二塁でオスナが勝ち越しの中前適時打。1点のリードを奪うと、7回からは石山、清水、マクガフのリレーでリードを守り抜いて逃げ切った。

試合を終えた高津監督はお立ち台で「毎日接戦で疲れるんですけど、せったところで1点を奪われない、奪うというのができているのかなと思います」と安堵の表情。41歳10か月の石川は日本シリーズでセ・リーグ最年長勝利となり、指揮官は「年は関係ないですけど、ゲーム作ってくれて責任あるイニングを投げてくれた」と称えていた。(Full-Count編集部)

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