東京ドームの天井は低い!? オリックス・モヤが天井直撃の〝特大内野安打〟

8回、天井直撃のヒットを放つモヤ(東スポWeb) 

オリックスのスティーブン・モヤ内野手(30)が〝離れ業〟をやってのけた。

観衆のド肝を抜いたのは、24日のヤクルトとの日本シリーズ第4戦(東京ドーム)だ。1点を追う8回一死から代打で出場すると、ツバメ3番手・清水が投じた初球の138キロを思い切りぶっ叩いた。高々と舞い上がった打球はなかなか落ちてこず、落下地点に向かった一塁手のオスナと二塁手の山田は右往左往…。それもそのはずで、モヤの打球は天井にまで到達し、ハネ返って落下してきた球は一塁後方のフェアグラウンドにポトリと落ちてオスナが捕球した。

すさまじいパワーに場内も「おぉ~」と大きくどよめき、記録は一塁への内野安打に。モヤは代走に佐野皓を送られてお役御免となったが、本人は打ち損じてしまったのか首をひねりながらベンチに引き揚げた。

モヤの特大の内野安打で一死一塁のチャンスをつくったが、続く福田が遊ゴロ併殺に倒れ、追い上げはならなかった。

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