県 警報発令で新基準案 緊急事態 医療逼迫を重視

 県は24日、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が感染状況の新指標を提示したことを受け、県独自の警報発令の新たな基準案(5段階)を明らかにした。医療逼迫(ひっぱく)の具合を重視し、一番上の「緊急事態宣言」は県内の入院者数70人程度を目安に想定。県全域を「感染急増圏域(赤)」とし、国にまん延防止等重点措置の適用要請を検討するなど、具体的な対応につなげる。

© 株式会社宮崎日日新聞社