エムバペ流出確実のPSGがRマドリードからビニシウス強奪を計画「戦争は始まったばかり」

レアルで覚醒したビニシウス(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が所属する同国代表FWキリアン・エムバペ(22)の流出に備えてスペイン1部レアル・マドリードからブラジル代表FWビニシウス(21)の獲得を計画している。

PSGでは来年6月末で契約満了となるエムバペが退団し、Rマドリード入りすることが確実視されている。すでにエムバペに代わる大物ストライカーの獲得を検討している中、スペインメディア「todofichajes」は「PSGのスポーツマネジメントに近いところから提供された情報によるとレオナルド(スポーツディレクター)は、今季スターとなったビニシウスとの契約を含む攻撃計画を確立した」と報じている。

ビニシウスは今季スペイン1部リーグ戦で早くも10得点をマークするなどブレークし、好調のチームを支えているストライカー。PSGはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとブラジル代表FWネイマールによる「トリデンテ」(三又の槍の意味)を「完成させるためもビニシウスにかける」という。

ただRマドリードにとっては2018年の加入以来、大切に育ててきた選手だけに簡単には手放せないところ。それだけにエムバぺをRマドリードに奪われるPSGとすれば、大きな意味のある補強となるが、同メディアは「レアル・マドリードとPSGの戦争はまだ始まったばかりのようだ」と伝えていた。

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