高速道路で多重事故発生を想定 香川県警高速隊などが訓練

高速道路で多重事故が発生した想定で訓練が行われました。

(荻津尚輝リポート)
「訓練は車にトラックが追突し、追い越し車線では自動車が中央分離帯にぶつかった想定で行われました」

訓練は香川県警の高速隊と、高速道路で事故処理などを行うJBハイウェイサービスが行いました。

高速道路では車がスピードを出しているため、訓練では警察官らが旗を振るなどして後続車に事故の存在をアピールし、事故現場の手前で安全に止まれるようにしていました。

また、渋滞の影響が大きくならないよう事故を起こした車を速やかに移動させ、通行止めから車線規制に切り替える訓練をしていました。

(香川県警 高速道路交通警察隊/溝渕健平 隊長)
「今後も訓練などを通じて現場で安全な活動を進めていきたい」

警察によりますと、2021年1月から10月末までに香川県内の高松道と瀬戸中央道では17件の人身事故が発生し、1人が死亡しています。

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