路上の落とし物40万円 通勤中に拾い、持ち去った疑い 会社員を逮捕

東山署

 路上に落ちていた現金約40万円入りのかばんを持ち去ったとして、京都府警東山署は25日、遺失物横領の疑いで、京都府向日市の会社員の男(67)を逮捕した。

 逮捕容疑は9月12日午前6時40分ごろ、京都市東山区川端通四条下ルで、美容室経営の男性(44)=同区=のかばん(現金約40万円など在中)を拾ったのに届け出ず、横領した疑い。容疑を認めているという。

 東山署によると、被害男性は泥酔し、同日未明から路上で寝ていた。かばんは車道の反対側の歩道に落ちており、出勤途中だった男が拾う姿が防犯カメラに映っていた。

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