賞金ランク1位の稲見萌寧が2オーバーの25位と出遅れ「本当にショットの調子が悪くて」

稲見萌寧(東スポWeb)

女子ゴルフの賞金ランキングトップ・稲見萌寧(22=都築電気)が、今季最終戦の国内メジャー「JLPGAツアー選手権リコーカップ」初日(25日、宮崎・宮崎CC=パー72)で出遅れた。1バーディー、3ボギーで回り、2オーバーの25位。8アンダーで首位に立った逆転賞金女王を狙う賞金ランク2位の古江彩佳(21=富士通)とは10打差をつけられてしまった。

稲見は「本当にショットの調子が悪くて、結構ティーショット曲がってしまって、本当にパーを取るのが精一杯のゴルフでした。最初の3~4ホールは大丈夫だったんですけど、一発ミスってから、なんか頭の中が分からなくなて、そこからよくならずという感じです」と振り返った。

それでも最終18番パー4で6メートルの下りフックライを読み切ってこの日初バーディーを決めた。「ノーバーディーだったので、最後の難しいホールでバーディーを取れて、なんとか耐えてよかったなという感じです」。2打目も「狙った通りには打てましたね」と話すだけに、2日目の巻き返しへとつながりそうな最終ホールとなった。

賞金女王を争うライバルとの差を考えても、2日目以降は伸ばすしかない状況。「まだ3日間あるので、とりあえず毎日なるべくアンダー出せるように頑張りたい」と意気込んだ。

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