巨人・陽岱鋼外野手(34)が今季限りで退団することが決定した。球団が25日に正式発表した。
陽岱鋼は2016年オフにFAで日本ハムから加入。契約年数は5年だったが、故障や打撃不振に悩まされるシーズンが多く、今季が最終年だった。勝負の年を前に昨オフには「後がないという考えしかない」と危機感も口にしていた。しかし、結果的に今季の大半をファームで過ごすこととなり、一軍出場は7試合。打率1割4分3厘、本塁打と打点はともにゼロの成績に終わった。
球団側としては来季も契約を結ぶ方針だったが、本人から新たなステージで挑戦したいとの申し入れがあり、これを了承。自由契約となり、新たな道を模索していく。